
YOUは何しにネパールに!?
「え!ネパールに行くの?なんで?何しに?」と、よく聞かれました。
その答えは…「リナちゃんがいるから!」という一言につきます。
(写真の右の方が、シャキャリーナさんです)
リナちゃんというのは、マスターのお友達で、ネパール人のシャキャリーナちゃんです。
シャキャというのはお釈迦さまのシャカ、シャカ族のリーナさんということみたい。
「えー、じゃあ、リナちゃんのおじいさんのおじいさんの…おじいさんはシャカだったのー?」「んーーそうかもねー」なんていうかんじです。
まずは出会いからご紹介しますね。
マスターの務めていた会社(実は会社員)の本社で働くリナちゃんとは、一年くらい電話だけのやりとりをしていたそう。よく気がつき仕事熱心な子だなー、と思っていました。てっきり日本人の崎谷里奈(サキヤリナ)ちゃんだとばっかり。それがある日、実は日本人ではなくネパール人だと知った時のマスターの驚きっぷりったら、思わず東京まで(子連れで)会いに行ったくらい、笑。
それでなんだかんだで、今に至ります。
お店を立ち上げてから秋田に遊びにきてくれたこともあったし、ネパールのとっても美味しい貴重な紅茶を送ってくれたのも、リナちゃんです。 そのリナちゃんがいつも送ってくれる工芸品や、お茶はどんなふうに育てられ、つくられているの、、、それを見に、ネパールまで行ってきました!
アホな日本人代表みたいな私たちを、いつも天使のような笑顔で迎えてくれるリナちゃんに、まずは心より感謝を込めて、この旅日記を綴ります。
いよいよ出発だ!
(左が筆者のうらら、右がirohaマスターです)
さて、日本からネパールには現在直行便がないので、私たちはタイ航空を使ってバンコク経由でカトマンズを目指します。
①秋田 (AXT) 11:55 a.m.→成田 (HND – Haneda) 1:00 p.m. 【フライト時間1 hr 5 mn】
②羽田→成田 リムジンバス
成田空港では回転寿しでお夕飯。しばしのお別れだからね、日本食の中でも一番大好きなお寿司に涙のお別れを告げます。
③成田 (NRT – Narita) 4:55 p.m.→バンコク (BKK) 9:35 p.m.【フライト時間6 hr 40 mn】
ここまで約半日!
ようやくタイに着きました…サワディカップ!(こんにちは)
タラップを降りると、もわ〜っとした空気につつまれ、かけていたメガネは真っ白に曇りました。 おお〜、暑い!われわれは異国におりたったどー、とわくわく。
さて、初めてのイミグレーション(入国)。 いちばん優しそうで、サクサク仕事をこなしそうな顔を探します。
どの人も険しい顔してるけど…その中でも…しいていえばこの人…てとこに並んびましたが…結果は、ブー!!はずれ!!いちばん丁寧でいちばん遅い列に並んでしまいました。
スーパーでもいつもこのパターン。列選びの才能は、まるでなし!
この列選びの才能のなさが、その後の運命を大きく分けることにこの後すぐに気がつきます。
乗り継ぎ便は次の日の朝なので、トランジットのためタイに一泊。イミグレーションを終えるといそいそとホテルの送迎待ち合わせ場所に向かいます。
しかし!ホテルのマークはあれど、担当者がいない。他のホテルの人が言うにはほんの少し前にここを立ったので次の出発は30分後だと言うのです。では、ぶらぶらしてもう一度戻るか。と、コンビニ行ったりなんだり。しかしドルが使えずバーツだけと言われてしまい…。
あ、そうだ、換金しよう!
と訪れたMoneyExchange…海外で英語使うなんて何年ぶりだなんか恥ずかしいぞ。「あー、えーっと。ドル、オッケー?」かなんか言ってみる。
受付のおねえさん「ああ゛っ??!』 てすんげー顔してくる、おーこわー。
換金やーめた。お腹、朝まですかせとこってなります。
そして再び、30分後に待ち合わせ場所へ行くと、ドピンクのスーツを着た男性がいました。
しかし、バスは今出て行ったばかりとのことで、「おーソーリー、あと45分まってねー」と。「おめーんとこエアポートホテルって書いてあるから選んだんじゃんよー、すぐ寝たいんだよー、このばかけー」て思ったけど英語で言えないから「ぶー」とだけ言って黙って待つ。1時間以上またされ…。
あいつ伊達にドピンクのスーツ着てないわー。とぶつくさ言ってるうちに、ホテルに着きました。
そのホテルのキレイなこと!ご機嫌はケロっとなおっちゃいました。
うひー♪
ブレックファーストが言えないツーリストだぞ!
次の朝。朝食場所が分からなくて、タイ人を目の前にモジモジしているマスター。
「あれ?もしや?もしや、ブレックファーストが出てこない?」→私
「あ!そうそうブレックファースト!」→マスター
「おい、あの日本人ブレックファーストも言えなかったぞ」というタイ人たちのクスクス笑いを背に、ようやく朝食会場へ。
おっと、まじか。ブレックファーストが出てこない人と海外旅行に来た私はとんでもない勇者だった、ということに今更気がつく。
↑スワンナプーム空港内で、タイアイスティーは甘かったぁ!
う