
紅茶の産地イラムへ出発だ〜!
さてそろそろこの旅のハイライト、紅茶農園訪問に出発します。
ネパールのとっても美味しい紅茶に魅せられて、これはぜひ産地の見学に行ってみたい!というのがこの旅の最もアドベンチャーところ。
ネパールの国際線に乗ってみます!うむっ!
なんだか、、、写真撮ると魂とられるっていう明治時代の人のように、なんかすごく緊張した〜💦
運が良ければヒマラヤが見えるとのことでしたが…あいにくの雲日和。
雲がもくもく…ですが、もっとすごいものが見られました。
それは…前列の人のすんげー耳毛!
生えてます。耳から生えてます、間違いなく。
いやー、ぼーぼーですわほんとーに、なんて行ってるうちに着きました〜。
イラムにある、バドラプール空港です。
↓さて問題です、ここは何の施設でしょうか?↓
正解は、到着ロビーでした! 青空ですね〜。
みなさん荷物が人力で運ばれているのを待っています。
それにしても暑い! 夏だー、ものすごく暑い!
このようなジープで向かいます。このあたりではジープのような車じゃないと、とても走行できないそうですよ。
道は補正されていたり、穴が開いていたり。
避けて通るのも大変ですが、この困難な道を運転するドライバーさんはすごい技術だと思います。
途中「キャー!」とか、「うおーっ!」とか何度悲鳴あげたことか!
振動で頭も天井にがんがん打つし…💦
いくつか街も通り抜け…さて、ランチです。
やきそばとフライドライス…あいかわらずうま〜い💕
そしてどんどん標高が高くなり…さ、寒い…
このイラム地方は、一日で一年の気候を楽しめるすごいところなんだとか‼️
空港に着いたときは間違いなく夏でした。汗がとまらないくらい。でも2時間も走ると冬並みに寒い…そしてこの日は濃い霧が出て、その後雷雨になりました…、ほんとに、なんて一日なんでしょう!
さて、2時間ほどジープで山道を走り抜け…よっしゃ、着きました!
カンニャムインホテルです✨
お部屋はこんな感じで…山小屋風ですね。
とりあえず(…なのか?)ホテルのすぐそばにある紅茶工場におじゃましてみます!
それにしても、崖っぷちですね!
突然の訪問にもかかわらず、快く見学させてくれました!
↓こちらが、摘んだお茶をローリングする機械。
↓こちらが、乾燥させる機械です。
摘み取るお茶のコンディションは毎日違うので、乾燥やローリングの時間、温度などは経験に基づき職人技で決めます。
そうなのかー、とひたすら感心。
しかし、ここで問題が発生!
お茶が無い。
今の時期はファーストフラッシュを摘み終わったところで、次の収穫までのんびり💕している時期なんだそう。「あーそうなんですねー」なんて悠長に聞いていましたが…
はっ!
せば、お茶がないのに、俺たちはなしてにここに?
はるばる数日かけてなしてここまで来たの?
がびーーーん、、、
と途方に暮れるマスター。
その横顔が面白くて、大爆笑のわたし。
なんて茶畑で遊んでいるうちに霧はどんどん濃くなり、雨は雷雨に変わったので、ホテルの中に入ってお茶っこタイムです♪
さすが、お茶の産地。
こーんな、どでかいポットに熱々のお茶をたっぷり用意してくれました。
そして、夕食は『ダルバート』!
ダル(daal)は豆スープ、バート(bhaat)は米飯の意味。それにカレー味の野菜などのおかず(タルカリ)、漬物(アツァール)の2つを加えた4つがセットになった定食みたいなもの。ネパールの夕食は毎日こんな感じなんだそうです。
豪華! ネパールのおかあさん、毎日これは大変ですね〜。
豆のスープ(奥)はさらさらしてるけど、やっぱりカレー味です。チキンカレー(右)、そしてインディカ米が真ん中にあって、おせんべいみたいなのはパパドという豆のせんべい。
すっごく美味しい! しかも、必ず『おかわり』の制度があるんです。
しばらくするとほっかほかのインディカ米を持って来てくれたので、思わずおかわり…。あー、これは食べ過ぎだなぁ、なんて思っていると、、、
マスターはどんどん盛られてお皿がてんこ盛りになっています。
あまりに大量なのでお店の人も苦笑…。
これ、後で聞いた話しなんですが、、、
おかわりをもらうと、日本人はありがとう=一礼しますよね。
ネパールでは、首を縦に振る=もっとくれ
というサインになるそうです。
つまり…
おかわり→ありがとう(一礼)=もっとくれ
おかわり→ありがとう(一礼)=もっとくれ
おかわり→ありがとう(一礼)=もっとくれ
これいつまで続くのー!?ってやりとりをしていたみたい。
お店の人も苦笑するわけだ。
う