色で見る☆絵本『ねずみくんのチョッキ』

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うちの子どもが通う幼稚園の園長先生は、いつもステキな本を紹介してくれます。今回のオススメ絵本は『ねずみくんのチョッキ』
作:なかえよしを 絵:上野 紀子
出版社:ポプラ社
発行日:1974年08月
○あらすじ
→おかあさんがあんでくれた赤いチョッキをきたねずみくん。そこへ動物たちがやってきて、「ちょっときせてよ」とつぎつぎにチョッキを着ていきます。あらあら、チョッキはどんどんのびて・・・

余白を上手に使った挿絵、単純なやり取りが繰り返し続く、とてもいい本だなぁ、と思いました。

私が注目したのは、枠に使われている緑の意味が話しのオチに対応しているように見えたことです。

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緑→安心、リラックス、深い癒しの色。植物を思わせ、成長やスタート、安全、居場所、バランス、平和などの意味も。
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優しいねずみくんは「いや」と言えません。

本当は貸したくない、損するのもイヤ。でも嫌われたくない。

「貸して」という動物はどんどん大きくなり、最後にはゾウが着て、大事なチョッキはのーびのびです。長〜いひものようになってしまいました。

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そこで…

ぞうくんがその長いひも(のびたチョッキ)でブランコをしてくれます。ねずみくん楽しそう。というオチです。

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子どもたちにとっては、人に優しくするといいことあるよ。

というメッセージに聞こえるでしょうね。または、仲良くしよう、的な。

しかし、緑は生命維持の色、という視点で見るともうちょっと違うメッセージが読み取れるかも。

生命維持に大切なのは得することよりも“損しないこと”。この“損したくない”感情というのは、どんな動物も持っています。イヌやネコもエサの取り合いをする、あれです。

ケチともちょっと違う。ケチの色は茶色、だそうですがそれは置いといて。

“優しいねずみくん”は、損したくないけどそれを言い出せない。でもその損得を超えたところに、意外な得が控えていました。“損したくない”を乗り越えた、または、“損したくない”自分を受け入れた。状態なのではないでしょうか。

損したくないと思うのは誰にでもある大切な感情です。だけど緑の力を借りると、目の前の損得だけではなく、「本当に必要な得は何なのか」という豊かな選択ができるかもしれませんね!

緑=損したくないを乗り越える色、というのは、私オリジナルの着眼点なのでまだまだ研究段階なのですが。

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