
シンデレラのトレードカラー、水色って?
大人気シンデレラの、トレードカラーはやっぱり水色ですよね。
水色→空や水をイメージさせる水色は自由の色。鳥や魚のようにのびのびとした気持ちになると同時に、自分自身をしっかりとコントロールしたいという思いの象徴でもあります。感情を解放し、真実を見極める力を与えてくれる色です。
鬱屈とした暮らしから自由になりたいという気持ちを、乙女たちはシンデレラに重ね合わせるのでしょうか。
さて、黄色も自由の色ですが、シンデレラが黄色ではなく水色なのはどうしてなのでしょうか。
水色という色は、青に白を足した色です。青は内向思考、あくまで自分に意識が向いた状態です。それに白が加わるということは、少し気持ちがオープンになった状態、つまり自分自身に自由を与える状態です。しかしベクトルはあくまで自分にあり、ちゃんと自分を見張っています。分かりやすく言うと水色は“自分に優しい”色なんですね。
実はですね、この水色というのは自分のことしかあんまし考えていません。自分大事なんですね、シンデレラって。思えばシンデレラの生き方は他の誰も幸せにしていませんよね。王子様?…は自分が幸せになるための手段ですから。(そんなこと言ったら怒られちゃうかな)
他に水色キャラクターといえば『不思議の国のアリス』もいますが、彼女もまた、自分のことで手一杯という印象をうけます。
自分の幸せに忠実に。自分だけの価値観で勝負せよ!
スカイブルーは自分の幸せに忠実に。
というカラーなのかもしれませんね。また2人に共通するのは、自分以外の人たちが皆いじわるだったり変人だったりすることです。自分自身に忠実ということは、まわりの人の良さを見逃している可能性もあるので注意ですね。そういえばシンデレラは待っていたり逃げていたりするのではなく、けっこう積極的に幸せをもぎとりに行っています。チャンスを逃さなかった!
それはピンクのような執着ではなく、自分に忠実に、そして自分の価値を信じた。その結果じゃないでしょうか。
ちなみにシンデレラは実母から受け継いだピンクのドレスを着て舞踏会に行こうとしますが、お姉様方にびりびりに破られてしまいます。きっと、ピンクのドレスではシンデレラの幸せは実現しなかったのでしょうね。また、無邪気な黄色でも決してなかったのです。
自分だけの価値観で勝負することが、シンデレラの勝利の決め手だったのです!
と、水色のドレスが言ってます、、たぶん。
う
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