
出典ja.wikipedia.org(Napoléon Bonaparte、1769年8月15日 – 1821年5月5日)
赤代表は、ナポレオン1世!
赤の代表って誰だろう、と考えてみると浮かんでくるのは…ロッキー、あしたのジョー、アントニオ猪木、、、など、熱いファイターだらけなんですね。みな、英雄でもあります。それならば、英雄中の英雄を選んでみよう。と考えた結果、ナポレオンがより赤の強い人物だったんじゃないかという結論に。高校で世界史を選択したわりには歴史はちんぷんかんぷんですが…。アムールの国、フランスの礎を築いたナポレオンは、やっぱり赤に代表にふさわしいのではないかと思います。
赤→(正義・情熱・革命) 火と血を思わせる赤。男性的エネルギー、生命力、情熱や正義感にあふれる色です。革命、前進、リーダーを表す色でもあり、今こそ頑張りたい、という時に効果的です。オーバーワーク、焦りなどのネガティブな意味も。
ナポレオンはコルシカ島という小さな島に生まれ、学校では数学で抜群の成績をおさめたそうです。軍人になるとめきめきと手柄を立て、皇帝にまで登りつめました。その戦争の強さは異常なレベルで、記録に残っている戦歴だけでも38勝3敗。勝率はなんと9割超え。戦術や戦略は天才的でした。政治思想史において、フランス革命の理念(自由、平等、博愛)が戦争によって各国に影響を与えたということも、赤を語る上で重要な要素ですね。ナポレオンが作った「ナポレオン法典」は近代的法典の基礎となりました。
赤は車のギアでいうと1速にあたります。とても強いエネルギーをもち、時代の礎を築き上げました。ブルドーザーのように、荒地を開拓するような、開拓精神に溢れる色です。
ちなみに「1日に3時間しか睡眠を取らなかった」というのは俗説。忙しい時は徹夜もするし暇なら普通に生活していたそうです。「せっかち」「無頓着」などの面もあり、彫刻家や画家の前で10分以上、ジッとしていられなかったようです。
2人の子持ちのジョセフィーヌと結婚したのもまた、愛情の強さが見えますね。ストーカーかってくらいにぞっこんだったようですよ。
また、いわゆるワーカホリックだったため持病も多く持ちました。満52歳で亡くなっており、ヒ素中毒で暗殺された、胃がんでなくなったなど様々な説がありますが、実際は分かっていません。
赤は先駆者の色
以下、ナポレオン名言集を見てみましょう。
- 我輩の辞書に不可能という文字はない。
- 私には、やってできないことはひとつもない。
- じっくり考えろ。しかし、行動する時が来たなら、考えるのをやめて、進め。
世界には二つの力しかない。剣と精神の力である。- そして最後は、精神が必ず剣に打ち勝つ。
生きている兵卒の方が、死んだ皇帝などよりもずっと価値がある。
- 勝利は、もっとも忍耐強い人にもたらされる。
- 他人の力を頼りにしてはいけない。
- 頼るべきものは、ただ己の力のみである。
- 想像力が世界を支配する。
- 死ぬよりも苦しむほうが勇気を必要とする。
- 兵法に複雑な策略などはいらない。
勇気は愛のようなものである。育てるには、希望が必要だ。
リーダーとは「希望を配る人」のことだ。
赤の精神を持つナポレオンは、あらゆる意味で先駆者だったことが言葉からにじみ出て来ています。しかし、赤は熱狂的に愛し合いされる(ベルばらのように?)反面、強烈に嫌われることもあります。そういう意味で危険分子として警告の色につかわれることもしばしばです。
血や火を見ると、人は興奮をします。自分がやられる前に対策をとれ、と遺伝子が信号を発します。そのエネルギーをうまく使い勝利に導いたのが、ナポレオンの賢さだったのでしょうね。
う
色を五感で感じるiro*ha茶店の色茶シリーズはこちら!